2014年11月19日水曜日

仙台市/地下鉄東西線、15年12月6日に開業/残り1年で完成へ

 仙台市交通局が建設を進めてきた地下鉄東西線の開業目標日が15年12月6日に決まった。18日に奥山恵美子市長が会見を開き明らかにした。06年度に着工した10年越しの大型事業が、残り約1年で完成することになった。
 現在、車両基地で実施している試験走行を来年3月から本線に広げる。最後の建築工事となる仙台駅の駅舎建築工事と、最後の設備工事となる青葉山変電所の工事をそれぞれ8月をめどに終える。準備期間を経て12月に開業する計画だ。
 地下鉄東西線は、西の起点となる動物公園駅から仙台駅を通過し東の荒井駅に至る延長13・9キロの路線。約2300億円の事業費を投入し、15年度の開業を目指し工事を進めてきた。
 東日本大震災の影響で半年程度工事が止まったが、その後工期を短縮して巻き返した。昨年7月に最後のトンネル区間となる(仮称)仙台駅から一番町駅にかけての掘削工事が完了。06年度の着工から約7年で全線を貫通させた。

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