2014年12月1日月曜日

サークル/LIXIL書道クラブ/「好きな時間に、好きな分だけ練習し、長く続ける」

 書道好きの有志が集まり20年前に発足したのが「LIXIL書道クラブ」。当時の社員を師範に活動を開始したのがきっかけで、その社員は退職後の現在も師範として指導してくれているという。活動拠点は、開発部隊が集約するLIXIL WINGビル(東京都江東区)に、昨年から本社機能のある霞が関ビル(東京都千代田区)が加わり2カ所となった。神田にあるグループ会社の社員も参加しており、秋田在住のOBは通信添削で参加するなど、全部で15人が書に励んでいる。
 「好きな時間に、好きな分だけ練習し、長く続ける」が活動のモットー。各拠点で月2回ずつの練習で腕を磨く一方、毎月昇級・昇段の手続きを行い、日ごろの成果を試している。筆は毛筆、硬筆。字体は「かな(ひらがな主体)」「漢字(かな混じり)」「写経」から幅広く自由に選択できるのも特徴だ。
 「昨年から霞が関にも活動拠点ができ、参加者が増え活気が出てきた」と語るのは、代表の染谷静男さん(情報システム本部所属)。短歌を詠むのが趣味の染谷さんは毎年、短冊に短歌を書いて市の文化祭に出展している本格派。「短歌同様に古典文化の一つである書道を残していくためにも、部員の増員に取り組んでいきたい」と意欲を見せる。

0 コメント :

コメントを投稿