2015年1月23日金曜日

東急不ら/東急プラザ渋谷にタイムスリップギャラリー開設/渋谷の変遷たどる

 東急不動産と東急不動産SCマネジメント(東京都渋谷区、土屋光夫社長)は、3月22日で閉館するJR渋谷駅前の商業施設「東急プラザ渋谷」(東京都渋谷区道玄坂1の2の2)の6階に同館の歴史を回顧する「タイムスリップギャラリー」を開設した=写真。閉館後の再開発を前に、1965年の開業当初から現在までの渋谷の街の変遷をパネルなどで紹介する。60年代の渋谷駅周辺のジオラマや当時使われた鉄道標識も展示している。
 閉館後は、「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合」が計画している再開発事業用地とするため、4月に建物の解体工事に入る。隣接する街区と一体とした敷地(3330平方メートル)に、地下4階地上18階建て延べ5万8900平方メートル規模の再開発ビルを建設する。特定業務代行者の清水建設が既存建物を解体し、再開発ビルの建設も行う。16年1月に本体着工し、19年3月の完成を目指す。
 再開発に当たって東急不動産の三枝利行社長は「(再開発ビルの)1階部分に空港からのリムジンバスの発着所(の設置)が予定されている。アクセスが向上すれば、さらにたくさんの訪日外国人が楽しめる国際ターミナル渋谷として、新たな東京の玄関口になれる」と話している。

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