2015年4月16日木曜日

【頑張れTEAM NIPPO】世界3大自転車レース「ジロ・デ・イタリア」参戦

転載元「TEAM NIPPOホームページ
NIPPOが活動を支援している自転車ロードレースチーム「NIPPO・ヴィーニファンティーニ」が、世界3大自転車レースの一つである「ジロ・デ・イタリア」に初参戦する。日本企業がメーンスポンサーに入ったチームがジロ・デ・イタリアに参加するのは初めて。チームを指揮する大門宏監督は15日、レースを前に東京・京橋のNIPPO本社で記者会見し、「21に分けられたステージ(区間)の一つでは勝ちたい。可能性は十分にある」と意気込みを語った。
  ジロ・デ・イタリアは、毎年5月に3週間にわたってイタリアを一周する自転車プロロードレースで、ツール・ド・フランスと並ぶメジャー大会。NIPPO・ヴィーニファンティーニは今年、国際自転車競技連合(UCI)の最上位チームが集まるプロフェッショナルチームに次ぐ「プロコンチネンタルチーム」に昇格。平均年齢25歳という若手中心のチーム編成などが評価され、ジロ・デ・イタリアの主催者による特別推薦枠(ワイルドカード)での出場が決定した。
「まずはステージ優勝」と大門監督
  大門監督はチームに所属する17人から9人を選抜。黒枝士輝、石橋学、山本元喜の3人の日本人選手の中から一人が参戦する予定。レースは5月9日にイタリア北西部のリグーリア海岸をスタート。22チームが21ステージを走り、5月31日のゴール・ミラノを目指す。
  ジロ・デ・イタリアは「走行距離が3400キロ、高低差は4万3000メートルの過酷なレース」(大門監督)。日本人の競技レベルでは完走することさえ難しいといい、プロコンチネンタルチームに昇格して1年目でワイルドカードを得ることは異例だという。今回の出場でロードレースが注目を集め、大門監督は「子どもたちが競技を始めるきっかけになればいい」と話す。 
 NIPPOは1987年にロードレースチームを発足。日本初のステージレース「ツール・ド・北海道」のオフィシャルスポンサーも務め、日本のロードレース界を支援している。NIPPOの関係者は「2020年東京五輪の自転車競技で活躍する日本人選手を育てたい。この大会はその一歩」と話す。NIPPOの水島和紀会長もジロ・デ・イタリアのレース期間中に現地を訪れ、選手を激励するという。

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