2015年5月18日月曜日

【とにかく凄い人気・一部修正】奈良俣ダムの点検放流に若手記者M君が潜入した!!!



  ダムの点検放流に関する話題をたびたび取り上げてきた当ブログ。社内でも社外でもこのネタに興味を持ってくれる人は多いようで、ダム関連の情報を発信しないとなんだか落ち着かなくなっている(自意識過剰??)。そんな状況にあって、編集部内でもダム好きで知られる若手記者のM君が、群馬県みなかみ町にある奈良俣ダムで17日に行われた点検放流に潜入。現地の様子を取材してきてくれた。

水の白さがすがすがしい
都心から奈良俣ダムまでは、高速道路を使って車で3時間ちょいの距離。M君曰く「関越道のICを出てからは山道なので要注意。ダムに行くまでの間にあるバームクーヘン屋さんはお勧めです」とのこと。放流開始が午後2時だったので「1時間半前に現地に到着したが、管理事務所付近の駐車場はいっぱいで、手前の放流口下の駐車場もほぼ満車でした」という。
 ダム人気を肌で感じたM君がまず挑戦したのは、現地でしかもらえないダムカードを入手すること。普段は管理事務所で配布しているが、この日は人出が多く「職員の方が放流口の近くに机を出してカードを配布していた」そう。日々の仕事で鍛えた取材力を生かすM君は、迷惑を顧みず職員の方を直撃。すると「点検放流の日はカードが大量に出るので、こうでもしないと管理事務所に人が押し寄せてしまうので・・・」と貴重なコメントを入手した。改めてダム人気を痛感するM君。

ダムカレーは意外にあっさりしてる?
火傷しそうなダムマニアの方々の熱気を感じつつ、放流口から管理事務所まで戻ったM君は、今回の取材(観光でしょ、もはや)で楽しみにしていたレストランでダムカレーを食べることに。誰と行ったはあえて聞かないが、きっと行きの車内で「ダムカレーってのがあってさー、これが凄いんだよー」「ホントー、私も食べてみたい♡♡♡」という会話が繰り広げられていたと、ブログ管理人は勝手に想像する。
 そんなこんなでレストランに向かったM君は、そこで驚きの光景を目にする。なんとレストランの前に長蛇の列!!「あまりの人気で1時間待ちは確実だったみたいです」。さらにレストランの横には群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」も登場し、管理所事務所前の駐車場は、お祭り騒ぎ状態のカオス状態になっていたとかいないとか。ダムカレーのお次は、取材(完全に観光だろ)の記念に臨時の書籍販売コーナーで本でも買おうと思ったM君。「ダムカード大全集」を見つけて買おうとしたのだが、残念ながら売り切れだったそう。
 さて、肝心の点検放流だが「開始10分前ぐらいになると堰堤の上に200人くらいが集まってきました。(何かと話題の)ドローンも飛んでましたね」。迫力のある映像を押さえるためには、堰堤よりも放流口だと思い立ち、急遽車で場所を移動し、堰堤の下部に陣地を変更。「放流量が最大になる時間にはギャラリーは300人くらいに増えてました。年齢層も20代のカップルから60代の夫婦まで、家族連れを含めて幅が広かったです」とM君。ダムカードを配っていた職員の方に聞いたところ「春先から夏にかけて、ダムは観光地になりますね。点検放流は数あるイベントの中でも山場です」と、誇らしげに話していたという。

ぐんまちゃんも大ハッスル
気が付いたら今回の記事、かなりの長文になっていました。すいません。取材(つーか、観光だろ、デートだろ)に行ってくれたM君に免じてお許しを。行って楽しい見て楽しい。過去にはマイナスイメージが強かったダムも、暮らしに役立ち、観光にも一役買っていることが、お分かりいただけたと思う。
 ダムに限らず、有益な情報を今後も提供し続けるので、引き続き当ブログをご愛読下さい。ちなみに、日刊建設工業新聞はいたって真面目な新聞、報道機関なので、くれぐれもお間違えのないよう。ブログ管理人も普段はちゃんと仕事をしています。ついでにありがとうM君、次もよろしくお願いします。

2 件のコメント :

  1. この動画は点検放流のものではありませんね。

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  2. 導流部の中央が濡れているから点検放流終了後のようですね。

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