2015年5月14日木曜日

【地道な努力が大輪を咲かせる第一歩】千葉県浦安市が新庁舎建設現場で親子見学会

高所作業車に体験乗車。子どもたちは少し腰が引けてる?
千葉県浦安市は10日、本庁舎の隣接地で進む新庁舎の建設現場で、「親子で現場見学会」を開いた。18組40人の親子が参加し、現場見学のほか、免震体験車や建設機械の乗車を体験した。参加者は、工事概要の説明を受けた後、作業が進む現場を見学。その後、免震体験車による地震の振動や、ミニユンボやクローラークレーン、高所作業車などの建設機械への乗車を体験し、普段乗ることのできない建設機械などを前に目を輝かせていた。
 新庁舎の建設は、02年に検討を開始した後、経済状況の不透明感などで計画を一時中断していたが、11年の東日本大震災で庁舎が大きな被害を受けたため、計画の再開を決定。14年9月に着工した。
 建設地は現庁舎西側の猫実1の1。「災害時の中核となる庁舎」「親しみ・やさしさを感じる庁舎」「コスト・環境を考慮した庁舎」をデザインコンセプトとし、免震構造でRC一部S造11階建て延べ2万5610平方メートルの規模になる。基本設計と工事監理は日建設計、実施設計と施工は鹿島が担当し、16年3月の竣工を目指している。

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