2015年5月7日木曜日

【歴史的建造物が七色に】新潟県政記念館のライトアップ、5月10日まで実施中


 新潟市中央区の白山公園に隣接する一番堀通町に立つ博物館「新潟県政記念館」のライトアップが10日まで行われている。午後7時から9時まで、七色の光に照らされて輝く記念館を見ることができる。
 新潟市主催で、東アジア文化都市2015新潟市実行委員会が共催するイベントの一つ。新潟県政記念館は1883(明治16)年に竣工し、1969年に国の重要文化財に指定された新潟県旧県会議事堂で、県が管理団体として施設を所有し、県政記念館運営グループ(新潟ビルサービスと新潟市上古町商店街振興組合)が指定管理者として運営管理を行っている。
 当時の大阪駅などを手掛けた新潟県西蒲原郡出身の大工棟梁・星野総四郎が設計に当たった。建物は木造2階建て、桟瓦葺き。正面玄関のある中央棟の左右(南北)に大きな切妻屋根の棟を正面に向けた両翼を張り出し、屋上中央に八角塔屋を構えた左右対称の擬洋風建築。規模は間口が両翼部分を含めて43.77m、奥行は北翼(向かって右)が21.9m、南翼は14.6m。

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