2015年5月8日金曜日

【日土友好の証】大成建設がボスポラス海峡横断地下鉄の模型寄贈


 アジアと欧州を隔てるトルコ・イスタンブールのボスポラス海峡を海底トンネルで結んだ「ボスポラス海峡横断鉄道工事」に携わった大成建設。日本・トルコ両国の友好と建設プロジェクトの紹介を目的に製作・寄贈した模型が完成し、3日にイスタンブール・マルマライ線イェニカプ駅構内で除幕式が行われた。トルコ側からは発注機関の同国インフラ投資総局や地下鉄を運営するトルコ国鉄の関係者、日本側は太田昭宏国土交通相、尾形悟大成建設副社長が出席した。
 同社が寄贈した模型は、イスタンブール市内を模したジオラマで、地下に建設されたトンネル沿線部分がせり上がる仕組み。トンネル部が見えるように工夫されているほか、建設過程を紹介する映像が上映できる。日本とトルコの国旗もデザインに織り込まれており、両国の友好関係で「トルコ150年の夢」が実現したことをアピールしている。

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