2015年11月26日木曜日

【先生、お願いします】山形県、産技短大土木エンジ科の教員募集

 山形県は、県立産業技術短期大学校に新設する「土木エンジニアリング科(仮称)」の教員募集を開始した。同県の建設業を支える優れた土木技術者の育成に意欲的な人を募る。

 12月14日まで応募を受け付け、書類選考の上、同23日に面接し、16年1月の最終試験を経て合格者を決定する。採用予定時期は同4月1日。土木エンジニアリング科は17年4月の開設を予定しており、来年度は開設準備業務を担当する。

 応募は▽土木工学の博士または修士の学位(16年4月1日までの取得見込みも含む)▽土木工学の学士の学位を持ち、土木分野で5年以上の実務経験▽土木分野で10年以上の実務経験▽土木分野で通算満3年以上の教育訓練に関する指導経験または満5年以上の研究所などでの研究経験-のいずれかに該当することが条件。原則50歳未満(16年4月1日時点)とし、日本国籍を有することも求める。

 県土を支える中核的な担い手が求められる一方で、同県には土木技術者を育成する高等教育機関や職業訓練校がないため、県外や他産業に人材が流出している状況がある。そこで同短大に新学科を設けることにした。

 訓練期間は2年間で、定員は1学年20人程度を見込んでいる。カリキュラムは一般教養や構造力学など土木技術分野、施工管理・施工技術の基礎、測量・設計、実戦経験、雪など地域特有の課題への対応などを想定している

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