2015年11月18日水曜日

【日本道路でインターン】長岡技術科学大学・イサック・アルフォンソ・ガルシアガルシアさん

 ◇道路、都市整備に貢献したい◇
 

 土木を専攻する4年生で、「道路構造物の研究に携わりたい」と、10月からインターンシップに訪れている。

 橋梁やトンネルといった土木構造物と、ものづくりに興味があり、子どものころは玩具のブロックで構造物を造っていた。インフラの技術水準と「古い時代を含めて文化に引かれ、日本に留学することにした」という。

 日本道路の技術と品質を支える技術研究所では、研究員と交流したり、品質検査を見学したりしながら、2年前に始めた日本語の習得と土木工学の勉強に励んでいる。

 「薄い舗装であっても、さまざまなことが行われている」。空隙の多いポーラスアスファルトが使われる排水性舗装には大きな関心がある。普及が進み、バリエーションも豊富なことから、「母国に広めたい」と研究に精を出す。

 日本の暮らしや企業について、「優しい人が多く、仕事がすごくまじめ」と語り、「毎日、楽しく頑張れる」と浜田幸二所長ら技術研究所の所員や周囲の人々に感謝している。土木技術者は、将来の職業を決める選択肢の一つだが、「道路整備や都市整備に貢献する技術者になりたい」と思っている。

 メキシコ出身、21歳。日本の食べ物ではラーメンがお気に入り。

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