2015年12月17日木曜日

【創意工夫で有効活用】中部未来創造大賞決まる

高架橋下の空間を活用したオカリナ演奏
(写真提供:和みの散歩道の会)
 中部地方整備局など国関係機関や自治体、建設関係団体などで組織する中部の未来創造大賞推進協議会は、第16回中部の未来創造大賞の受賞者を決定した。
 大賞は、和みの散歩道の会(名古屋市)の「高架下空間を活用した地域結び」が選ばれた。また、優秀賞3件、特別賞2件を選んだ。表彰式は18日、名古屋市中区のKKRホテル名古屋で開く。

 中部の未来創造大賞は、中部5県で取り組まれている地域づくりなどの活動について、特に優れた取り組みを表彰する。

 今回は住民、企業・学校、行政の3部門に応募のあった26件の中から、山本幸司名古屋工業大学名誉教授を委員長とする審査委員会が選考した。

 大賞に選ばれた和みの散歩道の会は、都市計画道路の高架下を名古屋市と住民が協働で魅力的な遊歩道として整備。コンサートや絵画展など各種イベントを行い、地域住民の健康・文化・芸術の交流の場として発展させる取り組みが評価された。

 優秀賞、特別賞の受賞者は次の通り。

 △静岡農業高校(静岡市葵区)=未来の三保文化を守る地域づくり~松葉を活用した循環型松原共生プロジェクト~。特別賞と同時受賞

 △加茂農林高校(岐阜県美濃加茂市)=地方再生~自分と未来は変えられる~。特別賞と同時受賞

 △NPO法人丸子まちづくり協議会(静岡市駿河区)=「丸子を、自分たちで住みやすい、良いまちにつくろう」がスローガン!~地域協働の新たなまちづくり~。

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