2016年3月16日水曜日

【女性用作業服、進化中!!】カワかっこいいデザインだよね



表彰状を受け取る藤木さん㊧
 新潟県設業協会は14日、協会初の試みの女性のための「建設業作業服デザインコンテスト」の表彰式を新潟市中央区のグランドホテルで開いた。最優秀賞に当たるグランプリ受賞者はNITF国際トータルファッション専門学校2年生の藤木美緒さん。
 式典では藤木さんをはじめ入賞者3人に佐々川和子新潟県建設業協会女性部会長から賞状と記念品が手渡された。



 藤木さんの作品は、「機能性の高いライダーズジャケットを元にデザインした」のが特徴だ。

 ウエスト周りをすっきりさせるためにパネルラインを採用し、上着のポケットはインバーテッドプリーツポケット方式を使い「たくさん物を入れても大丈夫なようにした」という。

 上着の前の襟の重なり合う部分にはスナップを付け、パンツは縦にラインを入れることで「脚を細長く見せる」効果も。パンツのポケットはターンバックポケットにして、見た目も可愛く使いやする工夫を凝らしたそうだ。

 協会は作業服デザインコンテストの実施に当たり新潟市にある国際トータルファッション専門学校に協力を依頼、了承を得た。

 昨年10月に女性部会員が同校のファッションデザイン科1、2年生に、県内建設業界の女性用作業服の現状や、デザインの具体的な要望を説明。

 デザインする上での注意点として、現場で着用する服なので華美になりすぎないことや作業のしやすさを優先することなどを伝えた。

 1次審査は昨年11月から12月にかけて実施。協会会員と女性部会幹事が応募58作品を審査し入賞3作品を決定した。

 2次審査には女性限定の投票方式を採用。地元一般紙主催で12月に新潟市内で開かれた働く女性応援イベント「キラリジェンヌ・コレクション」に参加した女性や、協会加盟会社の女性社員、県内の高校・大学の土木、建築系の科に在籍する女子生徒と学生にデザイン画と投票用紙を配布して投票を呼び掛けた。

 投票結果は2月に協会ホームページで公開。総投票数は667票。グランプリが256票、2位が207票、3位が204票だった。コンテストの2位は涌井心さん、3位は阿部花保里さんだった。(所属はともに国際トータルファッション専門学校)

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