2016年4月22日金曜日

【大きくなって戻っておいで~】大林組JV、岩手県釜石市で地元小学生と稚魚放流

 三陸沿岸道路・吉浜釜石道路工事を施工する大林組・富士ピー・エスJVは18日、岩手県釜石市唐丹町の「唐丹第二高架橋(仮称)」の現場近くで行われたサケの稚魚放流会に参加した=写真。

 大林JVは唐丹第一トンネル(仮称、延長465メートル)と同高架橋の橋脚工事を担当。橋が架かる片岸川の上流にはサケふ化場があり、毎年4月中旬、地元の唐丹町漁業協同組合と唐丹小学校の児童が稚魚を放流している。

 この日、大林JVは午前中の作業を休止し、児童らの安全を確保しながら放流会をサポートした。

 同小の一條直人校長は「身近な産業である漁業について学んでほしい」とあいさつ。漁協の尾形信一ふ化場長は「稚魚は成長し4年後に再び片岸川を遡上(そじょう)し戻ってくる。大きくなって帰ってくるよう祈ってほしい」と述べた。放流会では児童や漁協関係者、JV職員らにより10万匹の稚魚が川面に放された。

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