2016年4月19日火曜日

【地域を守る使命果たす】熊本建協・橋口光徳会長「全体像は不明も、要請あればいつでも出られる」

 橋口光徳熊本県建設業協会会長が17日午後、日刊建設工業新聞の取材に答え、現地の状況を語った。

 阿蘇地区につながる国道の橋が崩落したほか、通行止めとなっているトンネルもあるために近寄れない状況だ。阿蘇地区とは電話で連絡を取り合っている。地震発生後、各支部長にまずは命を守ることが大事で、地震が落ち着くまでは無理をしないようメールで伝えた。

 地震後、燃料が不足したが、関係者に聞くと、燃料不足ではなく停電でポンプアップできないことが原因と分かり、こうした事態が起こり得ることを見落としていた。

 被害の全体像はまだ分からない。既に会員企業は自治体の要請に基づき対応に当たっているが、行政から組織的な要請があればいつでも出られる体制を整えている。

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