2016年7月6日水曜日

【8月からライトアップ開始】山居倉庫(山形県酒田市)、LEDで光の演出

木造の倉庫群とケヤキ並木が美しい山居倉庫
 山形県酒田市にあり多く観光客を集める「山居倉庫」で、8月からライトアップが始まる。同市が進める「酒田テラス推進事業」の一環。夜間景観を観光の目玉の一つにするため、敷地内にある12棟の建物をLED照明で美しく照らす。

倉庫の設計者は高橋兼吉。
現在は全国農業協同組合連合会山形県本部が所有する
 山居公庫は1993(明治26)年に建造された米の保管庫。12棟ある建物のうち9棟は倉庫として使用され、残りは観光物産館や歴史資料館に活用されている。白壁、土蔵づくりの倉庫は18万俵の米俵を収容。樹齢150年を超えるケヤキ並木は、夏場の高温防止対策として植えられ、屋根も2重にするなど、自然を利用した低温倉庫として知られる。NHKの連続テレビ小説「おしん」のロケ地として使われた。

 ライトアップでは、パナソニック製LEDのラインライトとスポットライを建物の切妻と屋根に、目立たないように設置。温かみのある光が白壁を照らす演出がなされているという。
ライトアップのイメージ

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