2016年9月16日金曜日

【沖縄アリーナの続報】沖縄市、多目的アリーナの施設概要公表

隣接する高速道路から見たアリーナの外観イメージ
沖縄県沖縄市がコザ運動公園内(山内1丁目ほか)に計画している(仮称)多目的アリーナ施設の概要が明らかになった。建物規模はRC一部S造5階建て延べ約2万6200平方メートル。1万人規模の観客席を備え、コンサートやスポーツ興業、展示会などに利用できる。関連工事も含めた総工費は約159億円。基本設計は梓設計・創建設計事務所・アトリエ海風JVが担当した。

 多目的アリーナは▽バスケットボールを中心としたスポーツ興行を「観せる」施設▽各種コンサート、コンベンションなどを開催する「使いやすい施設」▽観客満足度を高め、より多くの事業主体に利用される1万人規模の施設-を基本方針に建設する。

 建設地はコザ運動公園内西側の現在は屋外ステージがある敷地。建物の中央にメーンアリーナを配置し、南側にサブアリーナやトレーニングルームなどを設ける。沖縄の気候風土に配慮し外装材には風や塩害に強い建材を採用。建物周囲にペデストリアンデッキを設ける。

 観客席は一般(固定式)7684席、移動観覧1956席、車椅子56席。コンサートやスポーツ興業時にはアリーナ部分にも椅子を配置し、最大で1万1428席を確保する。

 本体工事費に約135億7200万円、その他関連工事費に約22億8500万円を見込む。本年度で実施設計を進め17年度の着工、19年度の完成、20年4月の供用を目指す。



館内にはボックスシート(VIP席)も設けられる予定
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