2016年12月1日木曜日

【候補地はJT倉庫跡】フットボールセンター整備(栃木県矢板市)、PFI視野に検討本格化

栃木県矢板市は、「(仮称)とちぎフットボールセンター」の整備にPFIなど民間活力の導入を検討する。民間活力導入可能性調査をあしぎん総合研究所に17年3月21日までの予定で委託している。

 市は調査結果を基に17年度早期の施設整備・管理運営計画の策定を目指す。事業のスケジュールも調査結果を基に判断する。

 建設地は末広町49。日本たばこ産業(JT)の倉庫跡地で、敷地面積は4万2735平方メートル。昨年12月にまとめた基本計画によると、夜間照明付きの人工芝サッカー場2面や、延べ1192平方メートルのクラブハウス棟1棟などを整備する。サッカーJリーグのチームのキャンプ地や、各種大会などで使う施設とする。総事業費は9億3000万円。当初のスケジュールでは、16年度の設計着手、19年度の供用開始を予定していた。

 フットボールセンター整備には、基本計画の段階ではスポーツ振興くじ(Toto)の助成金などの補助金を見込んでいたが、今年8月に栃木県のサッカー協会の算定ミスが発覚。見込みより大幅な減額となり、市の負担額が1億0500万円の増加となったことから、整備内容の見直しを行っている。

 栃木県内では、小山市もフットボールセンターの整備構想を進めているが、矢板市と同様の理由で整備計画の見直しを行っている。

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