2016年12月6日火曜日

【力作揃いです】「土木のある風景」写真コンテスト、最優秀賞決まる

熊井崇さんの「水都」
東京土木施工管理技士会(伊藤寛治会長)は4日、設立20年記念事業として行った写真コンテスト「土木のある風景」の表彰式と映画「黒部の太陽」の上映会を東京・西新宿の新宿明治安田生命ホールで開いた。写真コンテストの最優秀賞に選ばれた熊井崇さん(作品名・水都)らに伊藤会長が表彰状を贈呈。映画上映には熊谷組が協力した。

多和裕二さんの「東京ゲートブリッジと光跡」
写真コンテストは、生命と財産を守り、安全・安心な都市生活を支えるインフラを整える土木工事を知ってもらい、土木により親しみも持ってもらおうと企画した。土木のある風景、東京の土木のある風景、土木工事現場の風景、U-22の計4部門で作品を募集。それぞれ熊井さんの「水都」、多和裕二さんの「東京ゲートブリッジと光跡」、木村ゆうじさんの「重なるシルエット」、清水学さんの「塗装補修工事の塗布状況」を最優秀賞に選んだ。

 水都は川面に映る大阪の夜景を写した作品。東京ゲートブリッジは12年2月に開通した東京の新名所を収めた。木村さんは、崖で作業している男性の真剣な姿を、清水さんは塗りにくい部分をはけで丁寧に塗る様子をそれぞれ撮影した。

木村ゆうじさんの「重なるシルエット」
伊藤会長は「どの作品も素晴らしく、最年少は4歳のお子さんと聞いた。(土木は)地図に残る仕事でもあり、後世に残る魅力的な仕事であることを誇りに思っている。技士会は成人式を迎えたばかり。30年、40年と東京の発展と共に歩みを進め、成長したい」とあいさつ。審査員長を務めた伊藤壽章清水建設土木東京支店土木第二部長は「土木が身近なものであることを感じていただきたい。作品のコメントを読みながら、撮影している姿を想像して入選作品を選んだ」と審査報告を述べた。
清水学さんの「塗装補修工事の塗布状況」

0 コメント :

コメントを投稿