2017年1月6日金曜日

【銀座線の秘密、知りたい?】リニューアルWebサイト、閲覧数上昇中!!

 ◇ウェブサイトで改修情報発信◇

 東京メトロ銀座線は、東洋初の地下鉄として1927年に営業を開始した浅草~上野間が17年12月30日で開業90周年を迎える。老朽化が進む施設の再整備に向け、同社は総額500億円を投じて銀座線全駅の大規模リニューアルを展開中だ。

 多くの人たちに長年親しまれてきた路線だけに、機能更新に当たっては、一般公募による駅舎のデザインコンペなどを実施。事業への関心とともに、工事に対する理解を深めてもらうことに力を入れる。
 16年9月には銀座線リニューアル関連の情報ウェブサイトを開設した。「伝統×先端の融合」や「地上にもっとも近い地下鉄」といった路線コンセプトに基づいて進めるリニューアルについて、過去・現在・未来といった項目に分けてさまざまな情報コンテンツを用意している。生まれ変わりつつある銀座線を楽しく、より身近に感じてもらおうという狙いだ。

 サイト開設と併せ、1934年の新橋までの開通記念切符で使われた「新」の文字と路線記号を組み合わせたロゴマークも作成。東京の街をつないできた歴史を大切にしながら、先進機能も取り入れる路線としてのイメージの定着を図る。

 ウェブサイトの1カ月のアクセス数は約11・5万件。同社のホームページの他のコンテンツ(運行情報など)と比べても「桁が違うほど多くの人たちが見ている」(宣伝課)という。

 一般の人たちの興味を引くようなコンテンツ(幻の施設など銀座線の秘密紹介、360度動画で運転台を疑似体験できる映像など)をそろえ、まずは不特定多数の人たちを呼び込む。その上でリニューアル事業の理念・内容などを説明するコンテンツも見てもらう。「今後は普段見ることができない、仮囲いの中の工事現場を身近に感じてもらえるようなコンテンツも検討したい」(宣伝課)という。

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