2017年1月13日金曜日

【個性的な力作揃いだよ】小中学生作成の地図作品、国交省正面玄関脇で展示

 第20回全国児童生徒地図優秀作品展に出展された小中学生の力作15点が、東京・霞が関の国土交通省1階正面玄関脇の展示コーナーに20日まで展示されている。

 11日に表彰式が行われた国交、文部科学両大臣賞をはじめ、子どもたちが自由な発想で作った地図を見ることができる。

 作品展は、国土地理院が事務局を務める連絡協議会(加盟15団体、特別参加2団体)が主催。全国各地の作品展の優秀作品を集めて広く紹介することで地図の普及啓発を促進するのを目的に1997年度から毎年開いている。

 国交省に展示されている作品には、大臣賞に選ばれた土砂災害危険箇所を知る立体地図やマンホールに刻まれた街の歴史に加え、人口とコンビニエンスストアの店舗数の関係、市内小学校の標高調査、「辻標」で調べた昔の街、ニュータウン開発前後の街の比較など、普段の生活で感じた疑問を地図という側面から解いていくさまざまな工夫がある。

 作品展示は、茨城県つくば市の地図と測量の科学館(106点展示、2月19日まで)、東京都渋谷区のNHKふれあいホールギャラリー(43点展示、1月29日まで)でも行われている。

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