2017年1月25日水曜日

【埼スタ中心に交流拠点づくり】さいたま市ら協議会、美園地区デザイン方針素案公表

さいたま市などで構成する「みその都市デザイン協議会」は、さいたま市の美園地区を対象とした「みその都市デザイン方針」の素案をまとめた。

 緑豊かで活力ある都市核エリアの形成や、地下鉄7号線の延伸、東西交通大宮ルートでのLRT(次世代型路面電車)などの整備推進を掲げた。

 対象は、埼玉高速鉄道(地下鉄7号線)・浦和美園駅や埼玉スタジアム2002公園などを核とした約500ヘクタール。周辺の約3000ヘクタールとも連携を図っていく。目標年次は30年度だが、短期的な取り組みは20年度を目標に進める。

 サッカー専用の埼玉スタジアムを中心に、にぎわい・交流拠点づくりに取り組むほか、新駅設置に対応して公園内の空間配置を見直す。綾瀬川の護岸や堤防上の遊歩道の整備、環境やエネルギーといった面でモデルとなる住宅街区の形成も進める。主要地区で景観協議の仕組みを取り入れるなどデザインマネジメント体制も構築する。

 このほか、同協議会と「美園タウンマネジメント協会」が「美園スタジアムタウン憲章」の素案をまとめている。市民や企業、教育・研究機関、行政機関らが連携し、新たな時代の都市づくりを追求するとしている。

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