2017年3月29日水曜日

【施工は大成建設JVら】屋島レグザムフィールド(高松市)、4月23日オープン


 ◇屋内競技場を併設◇

 高松市が整備している「屋島レクザムフィールド(高松市屋島競技場)」が完成し、28日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。陸上競技場としてトラックやインフィールド、室内競技場などが整備され、4月23日にオープンする。

 同競技場は、四国大会などの陸上競技大会が開催できる第2種公認陸上競技場として整備。施設の規模はRC・S(一部SRC)造4階建て延べ1万8366m2。トラックは8レーンで全天候舗装。跳躍場や投てき場、障害用水ごうを設けるほか、トラック内のインフィールドにサッカー公式戦が開催可能なピッチサイズを確保し、天然芝となっている。補助競技場は200mトラック6レーン。

 全国初となる併設型室内競技場は、バックスタンドと西側スタンドの1階部分に整備。棒高跳び競技部分は上部吹き抜けで19mの天井高を確保し、400mトラックと同じ曲率を持つ延長約150mの走路、走り幅跳びや三段跳びに対応する走路などを設け、幅広い競技のトレーニングが可能な施設となっている。

 メインスタンドに3500席の個席とバックスタンドに1500席の階段席、サイドスタンドに1000人収容の芝生席を設ける。スタンドの屋根は、メイン、バックスタンドにそれぞれ設ける。

 設計は佐藤総合計画が担当。施工は建築を大成建設・高岸工務店JV、電気設備を四電エンジニアリング・四国電設工業JV、機械設備を星電がそれぞれ担当した。

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