2017年4月26日水曜日

【広島新スタジアム整備で調査着手】中央公園広場サッカースタジアム整備影響等調査、山下PMCに

広島市は、「中央公園広場におけるサッカースタジアム整備の影響等に係る調査・検討業務」の委託先を決める公募型プロポーザルで山下ピー・エム・コンサルタンツを最優秀提案者に選定した。近く委託契約する。

 業務費用は800万円以内。6月をめどに施設配置などの検討、周辺地域からの質問書等への対応に関する検討について中間取りまとめを行う。引き続き、実現可能性の検証と三つの候補地を比較検討し、9月29日までに結果を取りまとめる。対象地区は中区基町の中央広場公園約7・9ヘクタール。

 業務内容は、▽15年度に実施した可能性調査で想定した旧市民球場跡地、広島みなと公園に整備するスタジアムと同等の施設を中央公園広場に建設する場合の各種検証(日影検討、ボリュームチェック、観客席の席数、アイレベルの確認・検証、施設構成、諸室レイアウトの確認・検証、概算事業費算出、図面等の作成、パース作成など)▽周辺地域からの質問書等への対応に関する検討▽実現可能性検証と三つの候補地の比較検討。履行期間は9月29日まで。

 業務の前提条件として、スタジアム本体は日本サッカー協会の定めるスタジアム標準・スタジアム検査要項に準じる仕様とする(観客席は3万人)。付帯工事(スタジアムの運営上、本体工事とは別に必要となることが想定される工事)は、原則、国道54号と城南通りを横断するペデストリアンデッキの設置、ライフライン(電気、上下水道等)の移設、公園内設置物(記念碑、記念樹、堀川等)の移設。広島市の建築物等の駐車施設の付置に関する条例に伴う付置義務駐車場の整備、埋蔵文化財の試掘調査などについても検討する。

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