2017年4月3日月曜日

【サークル】IHI 瑞穂陸上競技部

 ◇仲間と一緒なら長い距離にもチャレンジできる◇

 1970年に東京都瑞穂町で瑞穂工場が操業を開始し、豊かな自然に囲まれる中、昼休みに工場周辺を走る従業員が増加。競技心が芽生えた数人が集まり、71年4月に瑞穂陸上競技部が発足した。現在は約30人ほどで活動。「毎日の積み重ねが大事」をモットーにし、昼休みに構内のグラウンドを各自のペースで走っている。

 マラソンシーズンには青梅マラソンの試走会(約30キロ)で汗を流す。「一人ではなかなかチャレンジできない距離も、仲間が一緒だと励みになり、意外に走り切れる。走ることを通じてコミュニケーションも広がっている」と話すのは監督も兼務する山田幹根さん(航空宇宙事業本部瑞穂工場生産管理部)。

 工場近くで行われる瑞穂町駅伝大会には毎年欠かさず参加。今年で41回を数えるこの大会ではこれまで23回の優勝を飾っている。最近は優勝から遠ざかっており、王座奪還に向け練習に力が入る。

 山田さんは「年齢とともに競技志向から健康志向になってくる。高齢化が進むが、それでもまだまだベテランには競技志向で活動してほしい。もちろん若手の活躍も大いに期待している」。

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