2017年4月13日木曜日

【20年夏開業めざす】ザ・リッツ・カールトン日光整備(栃木県日光市)、東武建設で既存解体着手へ

施設の外観イメージ
(16年11月、東武鉄道発表資料から)
 東武鉄道は、栃木県日光市で計画しているホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」の整備へ向け、既存施設の解体工事の施工者を東武建設に決めた。17日に解体工事に着手する。同ホテルはRC造4階建て延べ約1万3000平方メートルの規模を想定。18年度ごろにホテルの本体工事に取り掛かり、20年夏の開業を目指す。設計は日建設計が担当している。

 建設地は、日光レークサイドホテル跡地(中宮祠2481ほか)の約1万9000平方メートル。中禅寺湖に面し、観光名所である華厳の滝にも近い。

 部屋数は94室を予定しており、1室当たりの面積は50平方メートル以上を確保する。スイートルームの10室は100~200平方メートルの規模となる。露天風呂を併設した温泉大浴場やスパ、レストランなども設ける。ホテル内部と外部が連続し、四季折々の自然の変化を感じるような空間デザインを採用する。

 「ザ・リッツ・カールトン」は、世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナル(米国)が展開する最高級ホテルブランド。日本国内では、大阪や東京などに続いて6カ所目の出店となる。

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