2017年4月10日月曜日

【完成は19年5月】五輪カヌー・スラローム会場整備(江戸川区)、鴻池組JVに

カヌー・スラローム会場の完成イメージ
(16年5月時点、提供:東京都)
東京都財務局は「カヌー・スラローム会場整備工事」の一般競争入札(WTO対象)を6日に開札し、落札者を31億8800万円で鴻池組・西武建設・坪井工業JVに決めた。入札には計2JVが参加申請し、1JVが応札を辞退した。予定価格は33億7592万8000円、落札率は94・4%だった。

 工事場所は葛西臨海公園に隣接する都有地(江戸川区臨海町6)。2020年東京五輪で使用するカヌー・スラローム会場の土木関係工事のうち、競技コース(延長200メートル)やウオーミングアップコース(同180メートル)、スタート・フィニッシュプール、ポンプ施設、雨水・汚水本管、敷地内通路などを整備する。工期は19年5月31日まで。

 競技コースの水の流れに変化が起きるよう、コース幅を拡張した部分3カ所を設ける計画。ウオーミングアップコースには高低差をつくらず、小型ポンプで水流を調整する。

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