2017年5月19日金曜日

【川崎市、事業可能性調査業務を発注】等々力緑地の施設整備・維持運営に民活導入検討

等々力緑地には競技場やアリーナ、ミュージアムなどの施設がある。
写真は等々力陸上競技場(提供:川崎市)
川崎市建設緑政局が「平成29年度等々力緑地官民連携事業可能性調査業務」の委託先を決める公募型企画提案(プロポーザル)による選定手続き開始した。参加意向申出書は24日まで等々力緑地再編整備室事業推進担当への持参か郵送で受け付ける。企画提案書の提出期間は6月5~16日。7月19日にヒアリングを行い、同26日に選定結果を通知する。委託契約は7月末を予定している。

 神奈川県か東京都に本社、支店、営業所がある企業が参加できる。PFIのアドバイザリー業務の実績も必要。

 中原区等々力1の1にある等々力緑地の施設整備・維持運営についてPFIやPPPなどの民間活用の導入可能性を調査する。業務内容は等々力緑地の状況分析、各施設の需要予測、事業方法案の検討、VFM(バリュー・フォー・マネー)の算出、事業スキームの検討などの支援。履行期限は18年3月29日。委託料は2000万円(税込み)が上限。

 等々力緑地にある主な施設は、硬式野球場(工事中、収容人数約1万人)、陸上競技場(約2万7000人)、とどろきアリーナ(約6500人)、市民ミュージアムなど。加えて今後、6・3ヘクタールを公園区域に編入する予定。

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