2017年6月15日木曜日

【まちへの愛着・誇り、首位は福岡市民】三菱UFJリサーチ、「市民のプライド・ランキング」公表

自分の暮らしているまちに最も愛着や誇りを感じているのは福岡市民―。

 三菱UFJリサーチ&コンサルティングは政令指定都市と東京都区部の住民を対象に実施した「市民のプライド・ランキング」調査の結果を集計・分析し、まちに対して感じている愛着や誇り、イメージなどを順位付けした。

 調査対象は政令指定都市20市と東京都区部21団体で、各都市200サンプルを抽出して「都市対する愛着と誇り」「おすすめ度合い」「最も魅力的に感じる都市」などを聞いた。調査対象に片寄りが出ないよう、男女別、年代別(20~60代)に10カテゴリーで20サンプルずつ情報を集めている。

 愛着ランキングは福岡市が1位。次いで札幌市、京都市、仙台市、北九州市の順となった。福岡市は誇りランキングでも1位。友人や知人へのおすすめ度合いも「全体的によいまち」「住む」「働く」など10項目中9項目で首位となっている。

 都市に対するイメージの1位は、「伝統的」が京都市、「近代的」が横浜市、「保守的」が静岡市、「カオス」が大阪市、「おしゃれ」が神戸市。多くの都市で「ほどほど」や「便利」、「ゆったりした」などが選択されており、これらが上位3項目になった都市は札幌、仙台、さいたま、千葉、相模原の5市となっている。

 最も魅力的に感じる都市は、「今住んでいる市区」がほとんどの都市で1位だった。ただ相模原市と北九州市は県庁所在地の横浜市と福岡市を選択する割合が「今住んでいる市区」を上回った。東海よりも東側では横浜市、近畿では神戸市、広島以西は福岡市がそれぞれ上位に入り、魅力的な都市として高い評価を得ていた。

0 コメント :

コメントを投稿