2017年8月18日金曜日

【J1昇格見据え収容1・5万人規模に】野津田改修、基本設計を梓設計に委託

現在の町田市立陸上競技場(提供:東京都町田市)
 東京都町田市は「町田市立陸上競技場観客席増設基本設計業務」の委託先を3450万円で梓設計に決め、15日に随意契約を締結した。同社は競技場の将来構想策定業務も受託していることから、引き続き基本設計も任せることにした。

 野津田公園内にある市立陸上競技場の所在地は野津田町2035。観客席はメインスタンド(SRC造7階建て延べ9663平方メートル)が2492席、バック・サイドスタンドが7840席で、計1万0332席を備える。
未来構想に盛り込んだ収容1・5万人の改修イメージ
 同競技場の観客席増設(約5000席)に向け、基本設計を委託した。履行期限は18年3月16日。同競技場を本拠地として使用しているサッカーJリーグ・FC町田ゼルビアのJ1昇格を見据え、1万5000席以上と設定されている施設基準をクリアできるスタジアムへと整備する。

 18年度に実施設計や造成工事、19~20年度に増設工事を進める。工期は16・5カ月、概算工事費は58・8億円を見込む。

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