2017年8月29日火曜日

【ものづくりへのこだわり表現】熊谷組、創業120周年記念ロゴ制定

熊谷組が18年1月に創業120周年を迎えるに当たり、記念ロゴマークを制定した。「お客様の願いと使う人の想い」を大切にしてきた同社のものづくりのこだわりを、手書き風の文字と人間味あふれるバランスでレイアウトした。

 誠実さを表す「クマガイ・ブルー」を基調にした色彩で、シンボリックで愛らしいクマの輪郭を「120」の中に配置している。

 ブランドを継承すると同時に、未来を担う次世代に向け、親しみやすく、発想豊かなアイデアを柔軟に形にしていく「新たな熊谷組」の姿を表現したという。

 名刺や封筒に印刷するほか、ホームページなど対外的な場面で活用していく。「当社120年の歩みを支え、応援していただいたすべての皆さまへの感謝のメッセージを記念ロゴマークに込めて届けていきたい」(同社)としている。

 1898年、石工職人だった熊谷三太郎がその腕を見込まれ、福井県の「宿布発電所」の水路建設工事を請け負ったのが同社の始まり。建設事業を通じ社会に貢献してきた。バブル崩壊後は厳しい経営状況が続いたが、再建から再生、成長へと歩みを進めている。

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