2018年4月4日水曜日

【3パターンで検討推進】2026年アジア大会の選手村仮設検討業務発注

アジア競技大会愛知・名古屋合同準備会が「第20回アジア競技大会選手村仮設検討調査業務」の委託先を選定する公募型プロポーザル手続きを開始した。

 参加申請を17日まで受け付ける。20日のプレゼンテーションを経て、契約候補者を決める。4日に説明会を開く。参加できるのは、県入札参加資格者名簿の「建築設計」に登録され、総合点数が250点以上、県内に本店・支店・営業所がある1級建築士事務所。

 同業務では、26年に愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会の選手村で必要となる宿泊、サービス施設の検討を行う。

 選手村は、2024年までに移転する予定の名古屋競馬場(名古屋市港区泰明町1)跡地をメインに、競技会場近くにも整備される。大会後に仮設設備を撤去、後利用することを前提としている。

 メイン選手村については▽民間事業者が設置する共同住宅を改修し一時的に利用▽民間事業者が設置する一戸建て住宅を改修し一時的に利用▽仮設建築物の設置-の3パターンを設定し、それぞれ基本設計相当の検討を行う。

 各競技場近くに設けるサブ選手村については、既存公共施設改修と仮設施設整備を組み合わせる場合、既存施設を全面的に活用する場合の2パターンを想定し、概略検討を実施する。

 履行期限は19年3月22日。契約上限額は1640万05200円。
 説明会を4日午後1時30分から名古屋市中区の県庁東大手庁舎で開く。問い合わせ先は、県振興部アジア競技大会推進課内の準備会事務局(電話052・954・6862)。

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