【ＹｏｕＴｕｂｅで仕事の魅力発信】東海農政局新濃尾農地防災事業所、ＰＲ動画「ドボジョの現場」公開

東海農政局新濃尾農地防災事業所は、学生向けのＰＲ動画「農業土木女子『ドボジョの現場』」を公開した。同事業所職員で入省１～３年目の若手女性技術者が、配筋の立ち会い検査など現場の仕事や事業目的などを分かりやすく紹介する約５分間のショートムービー。動画投稿サイト「ユーチューブ」にチャンネルを登録し、農業土木の分野を志す“未来のドボジョ”に「一緒に現場で活躍しませんか」と呼び掛けている。

　同局はこれまでも事業紹介のビデオを制作しているが、記録的な要素も多く時間も２０～３０分と長い。一般向けには見学会時の説明に使う程度だった。このため新濃尾農地防災事業所は、農業農村整備の仕組みや事業の役割をスマートフォンなどでもっと気軽に見て理解してもらおうと、２年前からＰＲ動画を作成し情報発信している。

　最新作のドボジョの現場は、「いちばん知りたいことに答える　土地改良の事業～新濃尾地区～」「３０分で分かる！農業農村整備事業～新濃尾地区～」に続く第３弾。

　昨年１０月から職員を中心に企画を練り、年明けから撮影・編集を行った。入省１年目の新人ドボジョが、事務所の先輩ドボジョの仕事を見学。質問に先輩が答える内容で、専門用語も平易な言葉に置き換えて説明する。

　また、農業土木の現場で女性技術者の活躍の機会が増えていることや、学んだことを次の現場で生かすことができる面白さ、わが国の農業を支える水路を改修し次の世代に残すことにやりがいを感じることもＰＲしている。